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高尾山の料理長が作る精進料理をご家庭でも手軽に作れるようにアレンジした
精進レシピを、毎月ご紹介いたします。


「畑の牛肉」と呼ばれ、様々な食品に加工出来き、五穀の一つに数えられているほど大切な食料とされてきている大豆。
2月3日の節分会には炒り大豆を使用します。なぜ炒ったものを使用するかと言うと、取り残した豆から芽 (魔の芽) がでると縁起がよくないからとの事です。
鬼門つまり丑・寅の方角に丑の角、寅の牙を持ち、寅のパンツ?をはいた鬼の目に向かって豆(魔目・魔滅)を撒きます。
地域によって異なりますが、歳の数あるいは年令プラス1個の豆を食べると、その一年を無病息災で過ごせると言われております。
季節の変り目で体調を崩しやすい時期ですので、栄養価の高い大豆を食べるのでしょう。
余りの豆でちょっと一工夫してみてはいかがでしょう。
1. 砂糖と水を鍋に入れ弱火にかけます。
2. 焦げないよう注意しながら混ぜます。
3. アワが大きくなってきたら炒り大豆をいっきに入れます。
4. 軽く混ぜたら、火を止めます。このときはまだ豆同士がくっついています。
5. さらに、豆が壊れないようにやさしく混ぜていきます。
6. だんだん白く粉が吹いたようになってきたら完成です。
7. お好みで、抹茶やココア・七味・カレー粉など色々まぶしてみるのも
良いでしょう。
砂糖がべとついて、豆同士がくっついている時に、味付けするときれいに
まぶせます。
仏教の伝来と共に、中国・朝鮮を経て伝えられた精進料理は、一心に雑念をはらい、真心を込めてこしらえた料理…精進=修行ということでもあります。
仏教には慈悲の思想に基づき、生きとし生けるものは皆同朋という観念があります。
精進料理には動物の無益な殺生を禁じるだけでなく、生き物としての感覚が草木にまでも及んでいる仏教の世界観を示しているのです。
高尾山の精進料理は、植物そのものの生命、味わいを最高に生かし、自然の恵みを最大に取り入れ、あくまでも旬を大事にしております。
精進料理の前では、合掌し、御本尊飯縄大権現の仏飯(ぶっぱん)として、その素晴らしい生命をいただくという心で有り難く頂戴し、残さずにお召し上がり頂きたいと思います。