第百一回峰中修行会

     11月19・20日(土・日)

 

 

 

 

     初日は生憎の雨。生憎と感じることも修行の一環かもしれません。

     普段はじっとしている、大きな蛙も参道をぴょこぴょこ跳ねています。

     初心者から経験者の方まで老若男女約70名の方々にご参加頂き

     ました。

     早めの昼食を終えると、山内を回峰行に出発。男性・女性に分かれ

     て、蛇滝・琵琶滝を目指します。両滝にて滝修行に参加後、再び回

     峰行へ。

     ずぶ濡れになった一行が薬王院に到着したのは16:00前でした。

     引き続き、御貫首御導師のもと執り行われた千巻経に参加頂きま

     した。

     夜には、修行仲間と親睦を深め、高尾山の山伏と質疑応答できる

     時間も設けられました。

     2日目は、一転して11月とは思えない暖かさ。気まぐれな秋の空

     に参加された方々も驚かれたことと思います。

     4:30に起床すると、月輪観、朝の勤行、諸堂参拝、写経、國學院

     大学兼任講師の城崎先生の法話聴聞と密度の濃い時間を過ごし

     ます。

     午後には、1号路を下り、山麓にて柴燈護摩を厳修。不動院にて

     閉会式を行い修了証が授与されました。

     明日からの生活を胸を張っていけるよう、今回の修行で感じたこ

     と、得たことを活かして頂けたらと思います。

     天狗の落とし文

            お陰さまを 当たり前に 置きかえるな