高尾山ブログ 天狗のひとり言


春季大祭


4月 20

4月17日(日)

何日も前から天気予報の傘マークがとれずに迎えた当日の空。

雨こそ降っていないが、どんどん流れて行く雲。

残念ながら春季大祭の目玉のパレードは中止の決定。

それでも、本坊で着替えを済ませた子供たちは意気揚々で無邪気。

書院でお加持を授かり健やかな成長を祈念。記念の写真をとったら、

花御堂で甘茶かけ。

時折吹く強風と雨。雨雲が切れると差し込む日差し。天気が刻一刻と

かわる中、本堂では御貫首御導師のもと、特別開帳大護摩供が

執り行われ、有喜苑では高尾山修験道の山伏による柴燈護摩供が

厳修されました。殊に熊本の地震に想いを馳せるひと時となりました。

天狗の落とし文

親が子を 甘やかせるのは 毒のように よくないこと




花まつり


4月 09

4月8日(金)

いかにも新入生・新入社員と『新』のつく人達を目にすることが

増えてきました。希望や期待に胸を膨らませ、颯爽と歩く姿は、

まさに春の風。見ているこちらへ新風を吹き込んでくれます。

高尾山も春本番。境内の桜も見頃を迎え、スミレも至る所で、

愛らしく微笑んでいます。

8日はお釈迦様の生誕を祝う灌仏会。

仏舎利塔にて、御貫首御導師のもと法要が執り行われ、

花御堂のお釈迦様へ甘茶を灌ぎ、御祝致しました。

窓際で寝ていると、柔らかな朝日が差し込む中、鳥のさえず

る声で、20分程早く目が覚める様になってきた今日この頃。

あまりの心地良さに、春眠暁を覚えずと言うよりも、むしろ

春眠二度寝に注意ですね。

天狗の落とし文

不退転  くじけない 屈しない