高尾山ブログ 天狗のひとり言


街道市


10月 23

10月18日、19日

八王子の西放射線ユーロードにて八王子商工会議所120周年イベント「街道市」が行われました。

このイベントでは、甲州街道沿道地域の連携と交流を目的に、各地域の観光・名産品などを紹介しています。

記念すべき開催に薬王院も高尾山の魅力をアピールする為、高尾登山電鉄(株)さん、

(株)アーバンさんと協力して、初出店させて頂きました。

高尾山のブースでは、高尾山の四季折々のパネル展示と4種類の団子を販売しました。

団子にはそれぞれ味の特徴があり、薬王院は、天狗にかけた十個の具(天狗)が

団子に入っています。十個の具とは十種類の穀物が入っていて、とてもヘルシーなお団子です。

高尾登山電鉄(株)さんは、真っ白な団子に程よく焼き目が付いて、

甘辛い胡桃味噌を付けて食べるとても美味しいお団子です。

(株)アーバンさんは、団子の生地に金ごま、黒ごまを練りこんだ2種類の団子が特徴で、

このごま団子にマッチする醤油タレが食欲をそそります。

そして、薬王院の僧侶が高尾山のPRの為、天狗の落とし文を配りに来てくれました。

街中で初めて聞く法螺貝の音に興味津々です。

今回2日間に渡りこの街道市に参加させて頂きまして、八王子の地域に住む皆様、

遠くから足を運んで頂きました皆様には、

少しでも高尾山の魅力をお伝えできたのではないのかなと思います。

これから紅葉シーズンを迎える高尾山ですが、まだまだこのイベントでは伝えきれていない自然の魅力があります。

実際に足を運んでこの高尾山の自然の魅力を体感していただければ幸いです。

天狗の落とし文

助け合い支え合い




秋季大祭


10月 19

10月17日(金)

こぼれおちる程のどんぐりや銀杏に実りの秋を実感させられます。

お米も今年は豊作のようで、雪は豊作のしるしと言いますが、

思い返せば、大雪でしたね。初めて取れたての新米を頂く機会が

ありましたが、水加減が難しいです。その瑞々しさにふれ、感謝

の気持ちが湧いてくる。まことに「感謝」を強く実感する季節です。

空はどこまでも高く、降り注ぐ日差しが心地よく感じられる中、

秋季大祭が執り行われました。

山伏を先頭に、鼓笛隊・お稚児さん・僧侶・慶賛会のお侍さん・

舞扇供養にいらした芸妓さん・ご詠歌講の皆様が、十一丁目茶屋

を出発。仏舎利塔を経由して御本堂へと向かいました。

執事長御導師のもと、仏舎利塔で法楽

御貫首御導師のもと、天狗像前で舞扇供養を行う

本堂前では、一生懸命歩いてきたお稚児さんの健やかな成長を祈願

本堂内では、御貫首御導師のもと、特別開帳大護摩供が厳修され

有喜苑内でも山伏により、柴燈大護摩供が厳修された

時節柄、お稚児さんだけでなく、遠足の子供達もわんさか来ていました。

溢れるくらいの子供たちの笑顔。それを見ている大人の笑顔。

沢山の人を笑顔にする力こそが、高尾山というお山が皆さんに

愛されている所以なのかと感じます。

「すべての日々の中で、一番もったいないのは笑わなかった日」

という言葉もあります。日々の生活で笑顔を忘れているなと思ったら、

高尾山へお越しになってみてはいかがでしょうか。

「笑顔は電気代がまったくかからない上に、電気よりも周りを

明るくする」なんて言葉もありますし。

天狗の落とし文

うまい話には 必ず 落とし穴