高尾山ブログ 天狗のひとり言


第六箇度富士登拝修行⑥


7 月 25

     7月9日(月)

 

     最終日 富士登拝修行成満へ!

 

 

 

     ご来光を拝むべく、午前1時に出発!

     昨日降っていた雨も上がり、お月様も顔を出しています、

     星空もきれいです。織姫と彦星は会えたのでしょうか。

     気温は低く真冬並みの装備で出発です。モッチーこと望月

     さんの指示に従い、ゆっくりゆっくりと登ります。

     振り返るとヘッドライトの行列が出来ていた9合目。

     空がなんとなく明るくなってきた頃、山頂に到着です。

     法楽後、一行から自然に「ご苦労様!お疲れ様!」の声が

     飛び交います!

     そして、ついに今日この日この瞬間を迎えました。

     紫色の空が少しずつ橙色にかわり太陽が・・・やったー!

     感動と感謝を胸に下山。8合目の元祖室で「美味しい朝食!」

     を頂き、お礼の挨拶をして出発!

     5合目では、秀峰会の方々にお出迎え頂き、合流して小御嶽

     神社を参拝・法楽。

     5合目からはバスを利用し、北口本宮富士浅間神社へ。

     北口本宮富士浅間神社では、昨年同様合同で東日本大震災

     の復興祈願祭が執り行われました。

     因みに、9月には高尾山でも合同の復興祈願法要を執り行う

     予定です。

     再び、バスに揺られて高尾山に戻ったのが午後5時過ぎ。

     祈祷殿にて、当山執事御導師のもと柴燈護摩供が厳修され、

     最後は不動院で法楽。

     成満。みんな無事成満。

     周りの人たちのあたたかさに気付く6日間でした。今思うと、

     あっという間でしたが、これだけ歩いたのは初めての経験で

     した。今回参加させて頂き、体験させて頂いたことは、心の

     財産として、これからも薬王院の力になれる様、努めていく

     所存です。関係者の皆様、お疲れ様でした、良い経験を有

     難うございます。

     最後に僧侶が、往復してこそ本物だと言っていました。残りの

     片道分の修行はそれぞれ日々の生活の中で頑張りましょう!

                                          おしまい。




第六箇度富士登拝修行⑤


7 月 25

     7月8日(日)

 

     4日目 8合目へ向け出発!

 

 

 

     朝食は前日のお鍋の残り汁を使った「美味しいうどん!」を

     頂きました。お礼の挨拶をして出発!

     ここからは、富士登山ベテランガイドのモッチーこと望月さん

     の指示に従い登ります。

     日ごとに違う場所で寝泊りし、なんだか旅っぽいなと思っていた6合目。

     空気も緑も薄くなってきた7合目。

     昼食は佐藤小屋の方が用意してくださった「美味しそうなお

     にがり!」たくさんの荷物で膨らんだ僕のリュックの中で、

     すこし潰れてしまったおにぎりは、僕のへこんだお腹を膨ら

     ませてくれました。

     頼りになるモッチーこと望月さんの指示で高山病にならな

     いように、ゆっくり・深呼吸しながらの登山となりました。

     本日の宿泊場所8合目山小屋元祖室に到着。各自、汗拭

     きシートでサッパリし、夕食は「初日以来のカレーライス!」

     まろやかでこくのあるメンバーと共に美味しく頂き、明日へ

     の気合を補充しました。外は冷たい雨が降ってきました。




第六箇度富士登拝修行④


7 月 24

     7月7日(土)

 

     3日目 いよいよ富士山へ向け出発!

 

 

     2日間もずっと歩いていたので、今日が7月何日なのか?

     なのかなのか?なのかじゃないのか?分からなくなってきて

     いましたが、今日から富士山に登るのだから7日の七夕だっ

     たと気づきました。たった3日で日常から逸れてしまった感じ

     です。

     大国屋では「美味しい焼き魚!」の朝食をご馳走になりお礼

     の挨拶をし出発!

     北口本宮富士浅間神社で法楽後、富士山に入ります。

     ここで、胎内修行をすべく吉田胎内・胎内神社を目指します。

     吉田胎内は樹型の洞窟で、溶岩に飲み込まれた樹木が熱

     で燃え、中に木の形のまま空洞が出来たとの事でした。

     内側は鍾乳石や肋骨のような溶岩の跡が人体を思わせ、

     まさに胎内にいるようでした。そして全員のライトを消しての

     法楽、洞窟内に響く読経の声、とても神秘的でした。

     洞窟から出るとまさに生まれ変わった様でしたが、生まれ変

     わりを願ってはいけない、生まれ変わったように感じた今の

     自分が大事なのだという僧侶の言葉を頂きました。

     昼食は「コンビニのおにぎり!」少し開けた森の中での食事と

     なりました。そこにはいつもより、おいしさ2割り増しのコンビニ

     おにぎりがありました。

     再び歩きます。修行をしながら歩きます。

     1合目・2合目・3合目・4合目…このあらりから照りつける太陽

     の日差しが、きつく強くなってきました。空の青さもより濃くなり、

     雲も僕の横に並んでいます。そんなことを思いつつ、本日の宿

     泊場所5合目の佐藤小屋に到着です。

     空気はひんやりしていて、今までの暑さが嘘のようです。

     ここからは癒しのお風呂がありません。各自、汗拭きシートで

     身体を拭き、1日の汚れをさっぱり落とし、夕食は「美味しい

     お鍋!」を明日への期待を膨らませたメンバーと共に頂き、

     明日への気合を補充しました。




高尾山写経大会


7 月 22

     7月22日(日)

 

 

 

 

 

     梅雨明け宣言を聞いたとたんのこの寒さ。暦の上では今日が

     大暑なのに。

     エルニーニョ現象が発生する周期の年らしく、この夏は涼しい

     日があるとかないとかニュースで言っていました。

     傘が無用な霧雨の中、本日、写経大会が開催されました。

     9時より始った写経大会には、100名以上の方々にご参加

     頂き、皆様熱心に般若心経を写し、御本尊様とのご縁を結ん

     でいらっしゃいました。

     字の上手い下手にとらわれず、私が書いているということも

     忘れるくらい、一字一字丁寧に真心を込めて、お経に入り込

     んで欲しいと思います。

     昼食後、午後は「巡礼のこころ」と題して、高尾山の僧侶の

     法話を聴く時間が設けられました。

     天狗の落とし文

            度量 の 広い人 に

     




第六箇度富士登拝修行③


7 月 22

     7月6日(土)

 

     2日目 富士吉田へ向け出発!

 

 

     お世話になった中央館の方にお礼の挨拶をして出発!

     雛鶴神社にて、中央館の方が用意して下さった「美味しそうな

     おにぎり!」で朝食。感謝とおにぎりを噛み締めながら、頬張り

     ながらの幸福に満ちたひと時でした。ご馳走様です。

     本日もひたすら歩きます。アスレチックのような丸太橋のある

     山道を歩いたり、長いトンネルの中を法螺貝を鳴らしながら歩

     いたり、再びアスファルトを歩いたりと、必死に歩くうちに昼食

     です。

     「名物吉田うどん!」半日も歩いていたこともあり、お腹が空い

     ていたので大盛りを頂きました。おいしかったです、最高です。

     午後も歩き続け、富士山の麓、富士吉田の大国屋に夕方到着。

     お風呂に入り、1日の疲れを癒し、夕食は「美味しい串カツ!」

     を団結力の増したメンバーと共に頂き、明日への気合を補充

     しました。     




第六箇度富士登拝修行②


7 月 22

     7月5日(金)

 

     1日目 上野原へ向け出発

 

 

     早朝4時半の本堂でのお勤め後、浅間社にて出立式。

     御貫首をはじめ、山内の僧侶・職員に見送られての出発です。

     高尾山山頂を越え、城山から山道を下り、麓の善勝寺で朝食

     です。

     料理長が早起きして作ってくれた「美味しそうなおにぎり!」

     朝から歩いていたこともあり食がすすみます。美味しくおにぎり

     を頂いた後は、アスファルトの道が待っています。

     相模湖を渡り、日連神社を越えると、お山の職員さんから昼食

     のご接待を頂きました。

     「美味しそうなおにぎり!」ずっと歩き通しだったこともあり、

     いや、もとい。美味しいおにぎりのお陰で食が進みます。

     やさしさのぎっしり詰まったおにぎりを頂き、気合が湧いてきま

     した。午後もひたすらアスファルトの道を進みます。30℃以上

     の暑さの中で、途中休憩でご接待頂いた、氷アイスの味と有難

     さは忘れられません。

     夕方の6時、やっとの思いで本日の宿泊場所中央館に到着。

     近くの温泉で1日の疲れを癒し、「美味しい天ぷら!」を昨日より

     連帯感の増したメンバーと共に頂き、明日への気合を補充しま

     した。




第六箇度富士登拝修行①


7 月 21

     7月4日(木)

 

     富士登拝修行前行

  

 

 

     翌日からの富士登拝修行を前に、前行として蛇滝へ向かい

     ました。

     初めて見る僧侶の水行はど迫力でした。

     見た目に少なく思えた水量も実際に受けてみると、物凄い

     勢いがあり、やっとのことで「南無青龍大権現」と御宝号を

     お唱えしました。

     滝から出た後の爽快感は素晴らしく、いよいよ修行が始ま

     るのだと身の引締まる思いでした。

     その後、不動院に戻り昼食をとり、祈祷殿にて当山執事長

     御導師のもと柴燈護摩を厳修、1号路を法楽しながら、本日

     の宿泊場所薬王院を目指しました。

     薬王院では、明朝から共に歩くメンバーと夕食の「美味しい

     カレーライス!」を食べながら親睦を深めました。

     いよいよ明日、出発です!




第六箇度富士登拝修行成満


7 月 10

     7月9日(月)

 

 

 

 

     境内に東の空から朝日が差し込んできます。若干、雲は

     厚いですが、今朝の太陽を特別な思いで見ている人達が

     います・・・

 

     本日夕刻、前行を含めると6日間におよぶ、富士登拝修行

     が成満され、修行者一行全員無事に帰山致しました。

     大山登拝修行組も合流し、当山執事御導師のもと、駈出

     柴燈護摩供が勤修されました。充実した表情で護摩に参

     加している姿を見ると、それぞれ得るものがあったのでしょ

     う。明らかに6日前とは違った表情です。

     その理由は、後日、富士登拝日記2012にupして頂こうと

     思います。お楽しみに。

     参加者の皆様、修行お疲れ様でした。そして、成満おめ

     でとうございます。道中の練行のように、明日からも、前

     を向き、胸を張って日々をお過ごしください。

     天狗の落とし文

              経験は 最高の 教師である




霊峰富士第六箇度登拝修行出立


7 月 05

     7月5日(木)

 

 

 

 

     雲に遮られている太陽。蒸すような暑さがまとわりつくよう。

     女坂を登ると、じとっと汗ばんでくる身体。梅雨の谷間の

     もやっとした空気の中に、一陣の爽やかな風が吹き抜けた

     あとがあります。

     それは、高尾山を吹き抜け、湖を渡り、峠を越え、富士山頂

     を目指します。

     本日、第六箇度富士登拝修行の一行が富士山を目指して、

     出発いたしました。

     早朝、4:30本堂での勤行に続き、浅間社にて出立式が執り

     行われ、山内僧侶・職員の見守る中、道中の先達に、その証

     である梵天袈裟が御貫首から手渡され、「多少の無理はして

     も良いが、決して無茶はしないように。この事を心がけ、無事

     成満するように」と激励の言葉が掛けられました。

     初めて参加する方、ベテランの方様々ですが、それぞれが充

     実した修行を経て、満足して帰ってくることを願っています。

     加えて、ここ2回程、見られなかった、富士山頂でのご来光を

     拝めるといいですね! いってらっしゃい!

     天狗の落とし文

              報われない努力などありません