高尾山ブログ 天狗のひとり言


高尾山秋季大祭


10月 18

     2011年10月17日

 

 

 

 

     青空の海に白いさざなみのようないわし雲が広がっています。

     典型的な秋の空ですが、前日に引き続き、汗ばむような暖か

     さです。

     急な寒暖の差が紅葉を美しくさせるとのことですが、桜の開

     花がニュースになる今日この頃、今年はどんな色を見せてく

     れるのでしょうか。

     耳を澄ますと、子供の声と鼓笛隊の音あわせが響いてきま

     す。

     今日は高尾山の秋季大祭です。山伏を先頭にお稚児さん・

     鼓笛隊・御詠歌講の皆様・僧侶・御貫首・八王子仲町の芸

     妓さん・高尾山慶賛会のお侍さんが十一丁目茶屋から薬

     王院の御本堂まで練り歩きます。

     御本堂前では、お稚児さんの洒水加持祈祷が行われ、

     「よい子になれますように」と御本尊様にお願いしました。

     御本堂内では御貫首御導師のもと秋季大祭特別開帳大

     護摩供が勤修され、有喜苑では山伏により、柴燈護摩が

     勤修されました。

     秋の高尾山はお稚児さんに始まり、七五三詣り、遠足な

     ど、お子さんでとても賑やかになります。子供たちの無邪

     気な姿をみると、自分の中の少年時代がスッと立ち上が

     ってきて「毎日が明るく・楽しい?」と声掛けてきます。

     日々の忙しさにまみれても、明るく・楽しく過ごしたいもの

     です。

 

     天狗の落とし文

     自分のことだけを 主張しないこと




自然の中のご参拝


10月 12

2011年10月12日(水)

 

 

 

 

 

    山伏とともにゆっくりお参りする「山内八十八大師巡礼」が執り行われました。
    新緑と紅葉の頃、年2回高尾山内にある八十八箇所のお大師様と毎回

    多くの方が、高尾山の自然と歴史とお大師様との御縁を結ばれています。

    高尾山内大師堂(だいしどう)を囲むようにして建立された八十八大師は、
    大山御貫首自ら四国八十八ヶ所を巡礼され、その札所の土を持ち帰り、
    八十八の大師に納め建立したものです。

    また別の日ですが、法政大学の学生さんを諸堂参拝へご案内しました。
    高尾山へ観光として登ったことがあっても、歴史に触れ僧侶の話を

    うかがう機会は少ない中で学生さん達はとても熱心に話しを聞いていました。

    高尾山の自然の中をゆっくり巡拝して、心と体の健康のために、

    ぜひご参拝ください。

 

    天狗の落とし文

      苦難を乗り越えて 人は一人前になる




秋の精進料理「もみじ膳」はじめました。


10月 11

2011年10月11日(火)

 

 

 

 

    

    10月11日(火)より11月30日(水)まで秋の特別精進料理

 

    「もみじ膳」が始まりました。

 

    今年の秋も大変混雑が予想されます。すこしでも多くの

 

    方に精進料理を召し上がって頂きたく、大広間ですが

 

    予約なしでのご案内となります。

 

    ただし、団体様や法要等お寺の行事で大広間を使用する日は

 

    お断りすることがございます。また、用意できる食材にも限りがありますので、

 

    お早めの受付をお願い致します。

 

    内容は以下の通りとなります。

 

    期間 10月11日(土)から11月30日(水)まで

 

    ※ご案内出来ない日もありますので℡でご確認下さい

 

    受付 11:00~客殿大玄関にて

 

    値段 もみじ膳2500円 飲物は当日注文いただけます

 

    会場 客殿大広間

 

    献立 時期によって変わる場合がございます。

 

    尚、11月になると道路・ケーブルカー等混雑が予想されますので時間には

 

    十分余裕をもってお越し下さい。

 

 

    皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

 

    天狗の落とし文

 

    心の躾(しつけ)が大事




高尾山健康登山親睦の会の集い


10月 10

     2011年10月9日(日)

 

 

 

 

 

     

     お天気に恵まれた三連休、高尾山にも多くの方々にお越しいただき、

     8月に境内に建立された、六根清浄の石車にも叶う輪潜りに負けない

     くらいの列が出来ておりました。日常を離れ、高尾山で新鮮な空気を

     吸って、気持ちの良い汗を流し、美味しいお団子を食べて、心身共に

     リフレッシュして頂き、御本尊様より気力を頂いて日々の生活にお役

     立て頂けたらと思います。

     高尾山の木々も少しずつ紅葉を始めており、黄色い葉っぱも目に付く

     ようになってきました。秋から正月と段々と賑やかになる様子を見ると、

     こちらの気持ちも高揚してきます。

     多くの方々が登山に訪れている高尾山ですが、平成11年より始った

     「健康登山の証」ですが、年々、会員の方も増えており、親睦会に参

     加される方も増えて来たそうです。

     9日には、高尾山健康登山親睦の会の集いが薬王院内の有喜閣で

     行われ、120名を越える、高尾山大好きな人達が集まりました。

     集いも今年で6回目を数えるとのことで、笑い声の絶えない、楽しい

     会となったようです。親睦の会々長・御貫首のご挨拶のあと、ベリー

     ダンスを観賞しながらのお食事となりました。

     その後もビンゴ大会で盛り上がっていたようです。

     健康登山の会員の中には、毎日登られている方も沢山おられます。

     秋の高尾山、もみじまつりやスタンプハイクなどイベントが沢山あり

     ますので、一度と言わず、二度三度とお越し下さい。

     17日(月)には秋季大祭もございます。

     天狗の落とし文

              口に出したこと 実行する

     




硫黄島協会法要・高尾山を学ぶ会


10月 05

     2011年10月4日(火)

 

 

 

 

 

     爽やかに晴れた景色の先にはスカイツリーもくっきりと見ることが出来ます。

     硫黄島協会の皆様により、高尾山有喜苑の慰霊碑の前にて法要が執り行

     われました。

     御貫首御導師のもと、戦没者のご供養と平和への祈りが捧げられました。

     また、この日は、京王電鉄㈱様主催で「薬王院案内と書院・飯縄権現堂特

     別見学の会」とだいしましたて、高尾山を学ぶ会が今年も開かれ、多くの方

     にご参加頂きました。

     ケーブルカーの山上駅より僧侶の案内のもと、境内まで歩き、精進料理を

     召し上がっていただいた後、護摩修行を体感して頂きました。

     法話をお聴き頂いた後は、メインの書院と飯縄権現堂を見学して頂きました。

     ハイキングなどでは、外側からしか感じられない薬王院を内側から感じるひ

     とときとなったのではないでしょうか。

 

     天狗の落とし文

          不幸にあっても じっと耐えて 起き上がれる 人になれ