高尾山ブログ 天狗のひとり言


高尾山天狗まつり


5月 20

2011年5月18日(水)

 

 

 

 

     木々の緑もだいぶ色濃くなってきました。フーフー言いながら

     石段を登るとひと汗かく気温となってきました。御本社の木陰

     に吹く風は爽快で何処かに小天狗さんの存在を感じさせます。

     本日は天狗まつりということで、御本社横の天狗社にて法要

     が執り行われました。

     天狗社は昨年の改修工事をへて、屋根の銅版までピカピカです。

     出張中の御貫首にかわり執事長御導師のもと、家内安全・商業

     繁盛等の諸願の成就が一心に祈念されました。

     高尾山では土曜・日曜の午前10時より、境内の天狗像の前で

     山伏・僧侶が「天狗の落とし文」を配布しております。

     落とし文は全100種類ほどあり、みなさんのこころに響く1枚が

     あるかもしれません。なにより、山伏や僧侶と直接ふれあう機会

     は、なかなかないことだと思います。

     是非、御来山いただき、御本尊様に御参り下さい。

 

 

    天狗の落とし文

 

 

    力じっくり 蓄える

 

    




野点


5月 20

2011年5月14・15日(土・日)

 

 

 

 

 

     若葉まつりの一環として、淡交会 第八西支部 学校茶道 清瀧会

     の皆様による野点が行われました。例年は薬王院の境内で行われ

     ておりましたが、今年からは山麓の不動院で行うこととなりました。

     境内から遠くの景色を眺めながらの一服も良いですが、ケーブル前

     広場の大樹の下に清滝の落ちる音を聴きながら、高尾の自然を凝

     縮したようなお茶をいただくのも味があります。

     高尾の大自然の中で楽しいお茶を味わっていただこうとの趣旨通り

     老若男女大勢の方にご参加頂きました。

     また、野点体験コーナーでは、小さな子供達が楽しげにお茶を点て

     ている姿が印象的でした。

     一期一会とは茶の湯の心得で、一生でただ一度かぎりのつもりで

     おもてなしをすることだそうです。ならば、そのたった一度かぎりの

     出会いが、相手の方の一生に良い影響を与えられるような素敵な

     人になりなさいよと不動院のお不動さんが言っているようでした。

     私の苦い顔は、お茶のせいだけではないようです。

 

    

    天狗の落とし文

 

       楽しむ積もりで 苦しくなってくるもの 賭事