高尾山ブログ 天狗のひとり言


高尾山火渡り祭


3 月 15

3月11日(日)

桜の開花予想が話題にのぼることが多くなってきました。

麗かな春はもう間もなくといったところでしょうか。

去る3月11日(日)に高尾山山麓にて恒例の火渡り祭が厳修されました。

時折吹く冷たい風の中、儀式に先立ち丸7年が過ぎた震災の犠牲者の方

への黙祷が捧げられ、鎮魂のひと時から火渡り祭はスタート致しました。

儀式が進むにつれ、山伏の熱祷と燃え盛る炎に会場の空気も熱を帯びてきます。

今年も老若男女を問わず大勢の方が、火渡りの修行にご参加下さり、共に所願成就

を祈念致しました。

火渡り祭の日を境に、高尾山の空気も角が取れた様に感じ、参道を歩いていると

汗ばむような陽気の日も増えてきました。いよいよ春本番ですね。

本日も最後までお読みくださり誠に有難うございます。

天狗の落とし文

人の痛みがわかる人に




涅槃会


2 月 15

2月15日(木)

どっしりと居座っていた厳しい寒さも、すこし緩んで、次の季節を予感させる

日和となった、本日。高尾山内では、お釈迦様の御遺徳を偲び涅槃会の

法要が執り行われました。

書院での法要の様子

仏舎利塔での法要の様子

空の色も少しずつ鮮やかになってきました。麗らかな春が待ち遠しいです。

本日も最後までお読み下さり、誠に有り難うございます。

天狗の落とし文

ねばり強く 何事にも トライ




初甲子・節分会・初午


2 月 08

2月1日(木) 初甲子にあたり大黒天祭が執り行われました。

2月3日(土) 前日までの雪の残る境内にて節分会追儺式が

執り行われました。

2月4日(日) 前貫首山本秀順大和尚のご命日にあたり、先師

墓地にて、懇ろに御回向を致しました。

2月7日(水) 初午にあたるこの日は、本社横の稲荷社にて、

法要を執り行いました。

天狗の落とし文

有難うの一言は 活力につながる




秋季大祭


10 月 22

10月17日(火)

本日は高尾山秋季大祭。秋霖の影響で、お稚児さんのパレードは残念ながら

中止となってしまいましたが、綺麗に着飾った子供たちは書院で健やかな成長

を祈願するお加持を受けました。

本堂では秋季大祭特別開帳大護摩供が厳修され、同じころ有喜苑では山伏に

より柴燈大護摩供が厳修されました。

その頃には、雨も弱まり、辺りは白霧に包まれていました。

秋味の雨もおつですが、こうも秋雨前線に居座られては、お天道様を待ち焦が

れてしまいますね。

本日も最後までお読み頂き、有り難うございました。

天狗の落とし文

期待通りにならないのが 人生




第百十三回高尾山信徒峰中修行会


10 月 11

10月7・8日(土・日)

雨上がりの潤んだ高尾山にて、第113回の信徒峰中修行会が執り行われました。

山内全体を修行道場として、回峰行・滝行・月輪観・写仏・法話聴聞・柴燈護摩供

等が2日間にわたり実践され、約60名の参加者が精神修養に励まれました。

今朝、女坂をどんぐりがコロコロと駆け下りていく様子に、一つ秋を発見しました。

皆様もいろいろな秋を探しにお越しください。

天狗の落とし文

自分は自分 焦らない 焦らない




9月もあれよあれよと


9 月 27

9月27日(水)

9月も残り僅かとなり、秋本番を迎えようとしております。

読書の秋・体育の秋・芸術の秋・食欲の秋と様々なことにトライするには絶好の季節となりました。

皆様どのようなご予定をお立てでしょうか。

9月9日(土)10日(日) 聖天堂開扉法要が執り行われました。

9月12日(火) 第十二期の仏舎利塔奉安懸仏総供養法要が執り行われました。

9月23日(祝) 先師墓地参り 懇ろにご回向申し上げました。

季節の変わり目、夏の疲れも出る頃ですが、充実した実になる秋を過ごしたいものです。

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

天狗の落とし文

今の頑張り いつかは実る




第十四回高尾山子供やまぶし修行体験会


8 月 09

8月6日(日)

緑はますます濃くなり、山は深くなってきました。沢を駆け上がってくる風は火照った体に

心地よく、まぶしい青空には大きな雲。高尾山も真夏の様相を呈してきました。

夏休み真っ最中の小学生60名以上が参加して、山伏が先生の山伏修行の体験会が

行われました。

4つの班に分けられたこども達は、立ってるだけでも汗の吹き出す暑さの中、琵琶滝へ

向けて出発しました。

琵琶滝では、水に打たれながら山伏さんとお約束。

「友達と仲良く出来ますか?」 「勉強頑張りますか?」

「好き嫌いせずご飯を食べられますか?」 「家族を大切にしますか?」

みんな大きな声で 『はい!』と返事が出来ていました。

水行の後は、傾斜のキツイ琵琶滝コースを登り薬王院を目指しました。

本堂でのお参りを済ませた後は、お待ちかねの昼食の時間となりました。

メニューは精進カレーとサラダ。山伏との約束のお陰か、お代わりする子が続出。

カレーのルーを追加で作るほどでした。

食事の後は、念珠づくりとレクレーションで盛り上がりました。

出来上がった念珠は色とりどりでそれぞれ個性的な世界に一つだけの

ものとなりました。こども達に作った念珠の珠の数を数えさせた山伏が

大きな目標でも小さな目標でも珠の数だけ考えて実行するよう話していました。

レクレーションでは、お絵かき伝言ゲームを行いました。一年生から六年生まで、絵の

得意な子・不得意な子の混ざったチームで、お題を正確に回すには回ってきた絵を見て、

全然ダメじゃんとけなすより、良い所を見つけてあげるようにするのが、コツのようです。

半分位のチームが成功していました。

下山の際はケーブルカーを利用しました。苦労して登った道をあっという間に降りることが

できます。こども達にも感じることがあったことでしょう。

修行の締めくくりの柴燈護摩を厳修し、その煙りでお加持をして念珠は完成。

それぞれ目標はたてられたことでしょう。

最後にやまぶしから修了書をもらって修行体験は無事終了となりました。

山内を一日たっぷり歩いたこども達、お疲れ様でした。

こども達が山伏に口を酸っぱく言われていたのが、大きな声で挨拶しましょう・ありがとうと

感謝をしましょうの2点でした。これから様々な関係性の中で生きてゆく子供たち。挨拶と

感謝は一生使える武器となるはずです。振り返れば、人生で大切なことは、小さな頃に

習ったことが大半です。是非、しっかりと身に着けておいてほしいものです。

本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

天狗の落とし文

感謝なき心は 不幸のもと




第十一箇度富士登拝修行


8 月 08

7月31日~8月5日

高尾山麓より富士山頂へとつづく祈りの道を修験者が行く富士登拝修行も

十一度目となりました。

高尾山から富士吉田までの道中は、暑さに始まり、アスファルトの硬さと

気まぐれな雨の中の徒歩練行。

富士山内では、外界を遮断するかのような白い霧の中で、胎内修行・十界修行を行い、

代参を託された方々の思いも背に山頂を目指しました。

所願成就の法楽を終え、空が明るくなり始めるや見下ろす景色は

美しく、まさにご褒美のようなひと時でした。

お陰様で、この度の登拝修行も魔事なく成満することが出来ました。

この場を借りて御礼申し上げます。

本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

天狗の落とし文

楽をして 格好良くなど 生きられない




第三十六回高尾山写経大会


7 月 26

7月23日(日)

書院前の大賀蓮が花ひらいた頃、境内の燕も巣立ちを迎えました。

まだまだ上手に飛行出来ない様ですが、これからは、自力でエサをとり、

早く一人前になってほしいものです。

三十六回目を迎えた高尾山写経大会が薬王院有喜閣にて執り行われました。

100名超の参加者が机に向かい『般若心経』の一文字一文字と真摯に向き合って

おられました。

午後からの夏期講座では、高尾山報に『法の水茎』を連載中の高橋秀城先生を

お招きして、『信仰のかたち』についての講演が行われました。

和歌や短歌を題材に古の人々の信仰にせまる内容で、先生のソフトな語り口に

いつの間にか宗教観・死生観・情緒といったものを、現代の自分と比較する歴史

の一本道に立ったようでした。

天狗の落とし文

一人前になるのには 十年はかかります




火のまつり


7 月 23

7月22日(土)

7月に入り日の出が早くなってきました。窓の外が明るくなり始める頃には、

セミ達がシュワシュワと鳴きはじめ、時計を見れば4時を少し過ぎたあたり。

もう少し寝かせてくれよと泣きを入れたいところですが、セミを見習って、

涼しい時間を有効利用して、一人サマータイムしてみようかなどと思っている

うちに梅雨もあけてしまって・・・。

不動院でのお施餓鬼法要の様子(7/12)

本堂にてお盆法要の様子(7/13)

梅雨もあければいよいよ夏本番。高校球児の熱気の残る八王子市民球場

にて火のまつり(花火大会・火渡り)が執り行われました。

八王子・南大沢交通安全協会の皆様のご尽力のもと、多くの撫で木が集まり、

市民安全・交通安全祈願の柴燈護摩供が厳修され、続いて400名近くの方が

火床を渡られました。

儀式を終え退場する際、炎天下スタンドで見守っていた方々から思わぬ、

盛大な拍手を頂戴し、暑さ・熱さも心地よいあたたかさに代わると

薄暮れの空を焦がすように大輪の花が咲き始めました。

天狗の落とし文

争いごとは 欲から起こることが多い