高尾山ブログ 天狗のひとり言


高尾山天狗まつり


5 月 20

5月18日(水)

眩しいひかりに照らされた青葉がキラキラと目に染み入り、風は

春から夏への装い。賑やかな遠足の子供たちと鳥のさえずる声。

つばめもピュンピュンと舞い、ハイキングの大人たちは、薄っすら

かいた汗を拭い、一息。五感でかんじるすべてが爽やかな季節

を迎えています。

飯縄権現堂脇の天狗社では、天狗まつりの法要が執り行われ、

『南無大天狗 小天狗』と唱える僧侶の声が響きわたりました。

五月の雲一つない真っ青な空を見上げていると、なんだか

心の中の雲も消えてしまうようで、ウキウキしてきます。

でも、上を見ながら歩くのは危ないのでご注意下さい。

天狗の落とし文

駄目ってすぐに諦めない




春季大祭


4 月 20

4月17日(日)

何日も前から天気予報の傘マークがとれずに迎えた当日の空。

雨こそ降っていないが、どんどん流れて行く雲。

残念ながら春季大祭の目玉のパレードは中止の決定。

それでも、本坊で着替えを済ませた子供たちは意気揚々で無邪気。

書院でお加持を授かり健やかな成長を祈念。記念の写真をとったら、

花御堂で甘茶かけ。

時折吹く強風と雨。雨雲が切れると差し込む日差し。天気が刻一刻と

かわる中、本堂では御貫首御導師のもと、特別開帳大護摩供が

執り行われ、有喜苑では高尾山修験道の山伏による柴燈護摩供が

厳修されました。殊に熊本の地震に想いを馳せるひと時となりました。

天狗の落とし文

親が子を 甘やかせるのは 毒のように よくないこと




花まつり


4 月 09

4月8日(金)

いかにも新入生・新入社員と『新』のつく人達を目にすることが

増えてきました。希望や期待に胸を膨らませ、颯爽と歩く姿は、

まさに春の風。見ているこちらへ新風を吹き込んでくれます。

高尾山も春本番。境内の桜も見頃を迎え、スミレも至る所で、

愛らしく微笑んでいます。

8日はお釈迦様の生誕を祝う灌仏会。

仏舎利塔にて、御貫首御導師のもと法要が執り行われ、

花御堂のお釈迦様へ甘茶を灌ぎ、御祝致しました。

窓際で寝ていると、柔らかな朝日が差し込む中、鳥のさえず

る声で、20分程早く目が覚める様になってきた今日この頃。

あまりの心地良さに、春眠暁を覚えずと言うよりも、むしろ

春眠二度寝に注意ですね。

天狗の落とし文

不退転  くじけない 屈しない




火渡り祭


3 月 19

3月13日(日)

本格的な春を前に、木々はいろづきはじめ、鳥たちはさざめき、頭上に群がる

小さな虫達も今はかわいく思えます。

高尾山に春を呼ぶ火渡り祭が本年も盛大に厳修されました。

厳粛かつ堂々と執り行われた儀式。

お山を覆う雲を焦がすような炎と山伏の読経の響き。被災地への祈りも捧げられた。

火生三昧十数歩程の歩みの中で何かを感じたこととおもいます。

不思議なもので、火渡り祭を境に、高尾山に来山される方々が目に見えて

増え始めます。春の伊吹に包まれ感じるやわらぎを胸いっぱいに吸い込むと、

優しい気持ちを思い出し、なんだか元気が湧いてきます。

天狗の落とし文

りょうしんに 恥じぬ 生活を




涅槃会


2 月 22

2月15日(月)

過日の陽気に暖められた土の上に、羽毛のような雪がひらひらと

舞い降りてきては消え、震えるからだに静寂が沁みます。

法螺貝の音が有喜苑に鳴り響くと涅槃会の法要が御貫首御導師

のもと、仏舎利塔にて執り行われました。

高尾山涅槃図

哀しみの渦の中で穏やかなお顔で横たわるお釈迦様。

書院に場所を移して、引き続き涅槃会の法要が執り行われました。

天狗の落とし文

我慢知らずに 育てるな




初甲子大黒天祭


2 月 21

2月12日(金)

暦の上で初甲子にあたる今月の12日、境内本社横にある

大黒天碑の前で大黒天祭法要が執り行われました。

初甲子の日といえばまだ真冬の寒さで降り積もった雪が眼前に

広がる、そのようなイメージがあるのですが、今年は朝から

暖かく、日向にいると上着がいらない位の陽気でした。その

おかげか、例年よりもお参りされた方が多かったように思います。

大黒様にお供えした茶飯は参拝された方にも振る舞われました

が、おかずがなくても美味しいと好評でした。かく言う私も

しっかりご相伴にあずからせていただきました。ごちそうさま。

天狗の落とし文

人生の歩み方軽くなってはいけない




高尾山初午福徳稲荷祭


2 月 07

2月6日(土)

本日は2月最初の午の日です。高尾山でも初午福徳稲荷祭の法要が

御貫首御導師のもと稲荷社にて執り行われました。

地域によっては、初午の五色の旗に字の上達を祈願する風習があるそうですが、

はたして、自分は昨年より上手に書くことが出来ていたのか・・・

出来ていたことにしましょう。

天狗の落とし文

一番騙し易いのは 自分です




先住忌


2 月 06

2月4日(木)

賑やかに執り行われた節分会の余韻の残る立春。

山本秀順前貫首の命日にあたる今日、御貫首をはじめ山内の僧侶・職員

で先住墓地へお墓参りに行きました。

気が付けば、朝の光が差し込む時間が早くなってきました。季節は刻々と流れ、

お山の木々も草花もゆっくりとですが、確実に春へと向かっています。

天狗の落とし文

言葉は 心の窓




節分会追儺式


2 月 05

2月3日(水)

立春の前日、暦の上では季節を分ける節分の日に追儺式(ついなしき)は

執り行われます。高尾山では6回の御護摩修行の後、豆打ちの儀(豆まき

)を行いました。

御本堂前の舞台から歳男・歳女の皆さんや特別招待者としてお越し下さっ

た著名人の方々が豆を撒くと、その福を授かろうと境内は熱気で溢れかえ

ります。

斜面に残る雪に空気も冷やされ肌寒い中でしたが、1年の無病息災を願う

多くの方がお越し下さり、気持ちを春に向けさせる1日となりました。

天狗の落とし文

集中力をつける




新春を言祝ぐ


1 月 01

1月1日(祝)

御貫首御導師のもと新春特別開帳大護摩供が厳修され、新年が幕を開けました。

迎光祭では、眩いばかりのご来光が

『未来がみえないのは、暗いからではない、眩しすぎるからだ』

なんて言葉を思い起こさせ、前向きな気持ちにしてくれました。

『君がため 春の野にいでて 若菜摘む ~』とばかりに雪にふるえた昨年の元日

とは打って変わって、日なたにいるとポカポカの日差しが体中に染み入るようです。

一年の計は元旦にあり。今日、心に昇った陽が沈まないよう過ごしたいものです。

天狗の落とし文

背すじをのばす